仲本工事さんの妻・三代純歌、神奈川県警に告訴状を提出し受理されたと報告
2022年10月に交通事故に遭い死去したザ・ドリフターズの仲本工事さん(享年81)の妻で歌手の三代純歌が30日、「週刊新潮」「女性自身」「週刊女性」の発行元に対して、神奈川県警本部に告訴状を提出し、受理されたと明かした。週刊誌報道により、歌手としての仕事に支障を来したとして、偽計業務妨害と名誉毀損(きそん)に該当するとしている。弁護士は付けていないという。
三代は、仲本さんの死去後に一部週刊誌で「モンスター妻」「戒名料を着服しようと企てた」などと報じられていた。すでに3社に対して損害賠償を求めた民事裁判を起こしているが、三代は「なぜこのような報道が出たのか知りたい。民事ではできない捜査をしてほしい」と刑事告訴に踏み切った経緯を明かした。
一部週刊誌では、ドリフターズの加藤茶に三代が病室でどなられたと報道された。三代は「週刊誌にあるような病室の模様や加藤さんにどなられたなどということはウソ。ひどい。許せない。報道が1人の人間をボコボコにしている。本当の真実を分かってもらいたい」と主張した。
ただ、加藤とは連絡は取っていないようで、三代は「加藤さんの連絡先は知らないです。加藤さんが、仲本さんの病院にお見舞いに来たあとから、直接のお話しはしていない。お礼を私から言ったくらいです。裁判となれば(加藤の所属)事務所としても、煙たがる。裁判所で証言を加藤さん本人にしてもらえるかはわからないです。裁判所で証言するのは、加藤さんも恥ずかしいのでは」と推しはかった。
その上で「でもそんな事はいいんです。週刊誌にウソが出た事が許せないし、許してはいけない。同じ立場の人はなかなかいないと思いますが、これは酷いことです。もし私がウソをついているなら、それこそ罪に問われる。週刊誌の書きたい放題の今の報道の自由はいいのでしょうか」と話した。