三陸沖M6.9地震、岩手沿岸で津波観測 気象庁「今後1週間程度は注意」
9日夕方、三陸沖で起きたマグニチュード6.9の地震では、岩手県の沿岸で津波を観測しました。
この地震の震源付近では過去に同じ規模の地震が相次いで発生したことがあり、気象庁は今後の活動に注意するよう呼びかけています。
9日午後5時3分ごろに起きた三陸沖で震源とするマグニチュード6.9の地震では、岩手県盛岡市などで震度4の揺れとなったほか、岩手県の沿岸で10センチから20センチの津波を観測しました。
三陸沖ではその後も地震が相次いでいて、午後3時までに震度1以上を観測した地震は18回にのぼっています。
震源付近の三陸沖では今月4日ごろから規模の小さな地震が続いています。
気象庁は「今後1週間程度は、今回と同じ震度4程度やさらに大きい規模の地震が発生する可能性がある」とした上で、津波を伴う地震にも十分注意するよう呼びかけています。
