交際相手とけんかした男「かわいそうな僕を見れば心配してくれるかも」と強盗被害を自作自演
交際相手の気を引くために強盗被害を自作自演したとして、大阪府警西堺署は21日、大阪市北区、職業不詳の男(20)を軽犯罪法違反(虚偽申告)の疑いで堺区検に書類送検した。
発表によると、男は11月27日、同署員に「堺市西区の公園で男女3人組に刃物のようなもので服を切られ、現金などを奪われた」などと虚偽の申し出をした疑い。
同署は強盗事件として捜査し、住民らに注意を呼びかけていたが、男の話と防犯カメラ映像などに食い違いがあり、改めて事情を聞くと虚偽と認めた。
男は直前に交際相手とけんかをしており、「強盗被害に遭ったかわいそうな僕を見れば彼女は心配してくれて、もっと好きになってくれるかもしれないと思った」と話しているという。