ベトナム人少女遺体 PTA会長の男逮捕
先月、千葉県我孫子市でベトナム国籍の女の子が殺害されているのが見つかった事件で、警察は女の子が通う小学校のPTA会長をつとめる46歳の男を逮捕した。
男は14日午前9時ごろ、警察の車両に乗せられて捜査本部のある我孫子署に入った。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは渋谷恭正容疑者(46)。
この事件は松戸市に住むベトナム国籍の小学3年生レェ・リンさん(9)が殺害され、先月26日の朝、我孫子市の草むらで遺体で見つかったもの。
リンさんは先月24日、登校するため自宅を出たまま行方不明になっていて、遺体発見現場から十数キロ離れた利根川の河川敷にはリンさんのランドセルや衣服が散乱していた。
捜査関係者によると、リンさんのランドセルなどに付着したDNA型が渋谷容疑者のものと一致し、防犯カメラなどに映っていた犯人のものとみられる車も渋谷容疑者の車と一致したという。
近所の人によると、渋谷容疑者はリンさんが通っていた小学校のPTA会長をしていたという。
渋谷容疑者を知る人「子どもたちみんな知ってる。会長だから。こないだの始業式でも挨拶している。リンさんのことも知ってるはず、リンさんもその人のこと知ってる」
警察は動機や経緯などを調べている。