歌舞伎町「トー横」で一斉補導を取材中の女性記者に因縁か、暴力団組員を現行犯逮捕
東京・歌舞伎町の一角「トー横」で取材中の女性記者に因縁をつけたとして、警視庁は20日、住吉会系暴力団組員で住所・職業不詳の河合喬(たかし)容疑者(33)ら男2人を東京都迷惑防止条例違反(粗暴行為の禁止)容疑で現行犯逮捕したと発表した。
逮捕は18日。
発表によると、2人は今月18日午後11時過ぎ、新宿区歌舞伎町の路上で、撮影していた20歳代の女性記者に対し、腕の入れ墨が見える状態で「(カメラの)画像を消せ」などと言いがかりをつけ、不安を覚えさせた疑い。いずれも容疑を否認している。
女性記者は当時、トー横周辺を出入りする少女らを警視庁が一斉補導する様子を取材中で、近くにいた警察官が2人を取り押さえた。