フジ「テラスハウス」木村花さん問題で検証報告「言動、感情表現、人間関係等について指示、強要したことは確認されませんでした」
フジテレビは31日、リアリティー番組「テラスハウス」に出演していたプロレスラーの木村花さん(享年22)が視聴者らから誹謗中傷を受けた後に死去した問題で、局が行った検証報告を発表した。
改めて「制作側が出演者に対して、言動、感情表現、人間関係等について指示、強要したことは確認されませんでした」とした。
検証での聞き取りはプロデューサー、ディレクター、カメラマン、出演者ら27人に行われた。
番組第38話で木村さんが共演者の男性に誤ってコスチュームを洗濯されて激怒。男性の帽子を取って投げた。
一部ではスタッフが「ビンタしちゃいなよ」と指示したと報じられたが、同局によると、そのような証言はなく、悲しんだ木村さんがスタッフに「(男性に)手が出ちゃうかも知れない」と漏らしていたという。
また出演者と交わす「出演契約書」は「撮影の方針、スケジュール、テラスハウスでの生活に関することなど、最低限のルールを相互に確認するためのもの」とした。