終戦75年、きょう戦没者追悼式 コロナ禍で規模大幅縮小
終戦から75年を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で行われる。
新型コロナウイルス感染症の影響で規模が大幅に縮小されたが、遺族らは戦没者を悼み、不戦の誓いを新たにする。
安倍晋三首相が意欲を示す敵基地攻撃能力保有が議論されており、遠のく惨禍の記憶の継承が問われている。
14日時点で20府県の遺族が欠席の意向で、参列者数は過去最少。マスクの着用や消毒、社会的距離に配慮し、感染防止対策を取った中での式典となる。
安倍首相は第2次政権発足後、アジア諸国への加害責任に触れておらず、今年の式辞に注目が集まる。