診療所経営者、偽の医師免許認める 長崎
偽の医師免許証を知人に提示したとして、偽造有印公文書行使罪に問われた長崎県佐世保市の診療所経営、前田憲助被告(48)の初公判が15日、長崎地裁佐世保支部(松下潔裁判長)で開かれ、前田被告は「間違いございません」と起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、偽の医師免許は、診療所の院長が持っていた免許証の名前部分を変えたものだったと指摘した。
起訴状によると、前田被告は5月11日ごろ、市内の飲食店で自身が経営する診療所の事務員らに、偽造した医師免許証のコピーを提示したとしている。
長崎地検佐世保支部は14日、昨年10月〜今年6月、医師免許がないのに患者3人に診察や投薬をしたとして医師法違反罪で追起訴した。
検察側は冒頭陳述で、偽の医師免許は、診療所の院長が持っていた免許証の名前部分を変えたものだったと指摘した。
起訴状によると、前田被告は5月11日ごろ、市内の飲食店で自身が経営する診療所の事務員らに、偽造した医師免許証のコピーを提示したとしている。
長崎地検佐世保支部は14日、昨年10月〜今年6月、医師免許がないのに患者3人に診察や投薬をしたとして医師法違反罪で追起訴した。