年末年始にかなりの低温・降雪も 日本上空に寒気が南下、西高東低の冬型気圧配置強まる可能性
気象庁は、年末年始の天候について、日本上空で寒気が強まるうえ、冬型の気圧配置も強まるとして気温がかなり低くなるほか、雪の降る量もかなり多くなる可能性があるとして注意を呼びかけました。
気象庁によりますと、今月28日から来年1月3日の天候の見通しは、▼中央シベリア付近で北に蛇行した偏西風が日本付近で南に蛇行するため、日本上空に寒気が南下するうえ、▼シベリア高気圧とアリューシャン低気圧がどちらも強まるため、気温がかなり低くなるほか、雪の降る量もかなり多くなる可能性があるとしています。
気象庁は、予想はまだ不確実だとしたうえで、年末年始には交通渋滞が予想され、大雪となった場合に車が立往生する可能性もあることなどから、今後の気象情報に注意して状況によっては予定を変更するなどの対応をとるよう呼びかけています。