鳥山明さんの遺作「ドラゴンボール」6年ぶり新作放送 フジが思い「先生の遺志を継いで、いい作品に」
フジテレビは2日、東京・台場の同局で10月期番組改編会見を行い、人気アニメ「ドラゴンボール」の新作シリーズ「ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)」の放送を発表した。
「ドラゴンボール」のテレビでの新作シリーズは、2018年3月まで放送された「ドラゴンボール超」以来6年ぶり。番組には、3月に死去した原作者の鳥山明さんが生前、デザインを手がけた新キャラクターが登場する。
新作はある陰謀によって小さくなってしまった悟空の冒険物語。飛行機に乗った「グロリオ」やマント姿の「仮面の魔人」などが、新キャラクターとして登場する。
同番組は、鳥山さんが新作として執筆した作品。中嶋優一編成部長は、今年3月1日に急性硬膜下血腫で死去した漫画家の鳥山明さんについて「お亡くなりになるまえから、先生を中心に進めていて、放送が決まっていた作品」と説明。「先生の遺志を継いで、いい作品にできたら」と意気込んだ。