広末涼子が釈放 黒スーツ姿で3秒間頭下げほほえむ 傷害事件の示談進み任意での捜査に切り替え
静岡県島田市の病院で37歳女性看護師にけがをさせたとして傷害の疑いで静岡県警に現行犯逮捕・送検された女優広末涼子(44)が16日、釈放された。
午前6時20分、黒いスーツに身を包み、やややつれた様子で姿を現した。報道陣を見渡し、約3秒、頭を下げた。頭を上げると、少しほほえみを浮かべた。その後、黒のワンボックスカーに乗り込み浜松西署を後にした。
薬物検査の本鑑定で、違法薬物などは検出されなかったことや、傷害事件の示談が進んだとみられる。今後は傷害容疑と自動車運転処罰法違反容疑のいずれの容疑についても、身柄の拘束を伴わない任意での捜査に切り替わるとみられる。
掛川署などによると、広末は7日午後6時50分ごろ、新東名高速道路で乗用車を運転中に大型トレーラーに追突する事故を起こし、同乗していたマネジャーを名乗る男性とともに搬送された。男性は骨折。来年公開予定の映画を撮影していた奈良県から東京方面に向かっていたという。事故後に搬送された静岡県島田市の市立総合医療センターで、看護師の左足を右足で複数回蹴ったり、腕をひっかいたりするなどして軽傷を負わせた疑いで8日未明に現行犯逮捕され、9日送検されていた。