ラッパー・晋平太さんが死去 42歳 親族が公式Xで公表「HIPHOPを愛し、生き抜いた人生でした」 ラップ文化の普及に尽力
ラッパーの晋平太さんが死去していたことが8日、公表された。42歳。晋平太さんのXで親族が明らかにした。葬儀は近親者のみで執り行われたという。
公式Xには「ご報告」と題した文書が掲載され、「一部SNSや報道で取り上げられております件につきまして、改めてご報告申し上げます」とした上で「先日、晋平太が永眠いたしましたことを、ここにお知らせいたします」と報告した。
また「晋平太は、HIPHOPを愛し、これに全力を注ぎ、生き抜いた人生でした。彼が紡いだ言葉と想いが、皆さまの心に少しでも残ってくれたなら、遺族としてこれほど嬉しいことはございません」とも記した。
公式Xは今回の声明をもって近く閉鎖するとし、「これまでの温かいご支援に、改めて深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました」と改めて感謝の気持ちを記した。
晋平太さんは1983年1月10日生まれ、東京都出身、埼玉県狭山市育ち。フリースタイル(即興)でのラップバトルを得意とし、数々の大会で王座を獲得。日本最大規模のラップバトル『ULTIMATE MC BATTLE(UMB)』で2010年、11年と2連覇を達成した。
2020年には「一般社団法人日本ラップ協会」を設立し、ラップやフリースタイルの普及に尽力。音源制作やYouTubeチャンネルなどで活動を継続していたが、 2023年11月から体調不良のためライブ活動を休止すると発表していた。
晋平太さんをめぐっては11月上旬から真偽不明の情報がSNS上で拡散され、多くのファンから心配の声が寄せられていた。
