富士山23日遅く初冠雪「初雪化粧」宣言は見送り
甲府地方気象台は23日、富士山が初冠雪したと発表した。
平年より23日遅く、昨年より3日早いとしている。
同気象台職員が午前10時すぎ、肉眼で冠雪を確認。
「台風などの影響による雨が、山頂上空で雪になったのではないか」としている。
気象庁の地域気象観測システム(アメダス)によると、23日午前10時の富士山頂の気温は氷点下3・3度だった。
麓の山梨県富士吉田市は06年から、独自の観測に基づき「初雪化粧」を宣言しているが、この日は「雪がまばらで『お化粧』とはいえない」と宣言を見送った。