低気圧と強い冬型の気圧配置の影響で、２５日から２７日にかけ、北日本と北陸地方を中心に雪を伴った非常に強い風が吹く荒天となり、海は大しけになる恐れがある。

気象庁では暴風雪や高波に警戒し、大雪やなだれに注意するよう呼びかけている。

同庁によると、２５日は、低気圧に向かって暖かい空気が流れ込むため、北日本でも日中は気温が上がるが、雨は次第に雪に変わる。
その後、低気圧が日本海と三陸沖をそれぞれ、急速に発達しながら北東に進み、２５日夜にはオホーツク海でひとつにまとまって発達する見込み。
２６日以降は、北日本の上空約５０００メートルに、氷点下３６度以下の強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置は２７日頃にかけて続くと予想している。

２５日にかけて予想される最大風速は、北海道で２８メートル、東北で２５メートル、北陸で２０メートル。最大瞬間風速は北海道で４０メートルに達するとみている。
２５日にかけて予想される波の高さは、北海道と東北で７メートル、北陸６メートル。