新燃岳 火口から溶岩流れ出す 北西側へ
活発な火山活動が続く鹿児島と宮崎にまたがる霧島連山の新燃岳で、火口から溶岩が流れ出した。
福岡管区気象台によると、9日午前10時10分頃、活発な火山活動が続く霧島連山の新燃岳で、火口の北西側、鹿児島県の霧島市方面に溶岩が流れ出た。
現在、新燃岳の噴火警戒レベルは3が継続されていて、火口から3キロが立ち入り禁止となっている。
気象台では、溶岩が火口からどこまで流れ出ているか、現在、確認を急いでいる。
噴火警戒レベルの引き上げや警戒範囲の拡大は、検討中だという。