キタのラブホ街、道路を黄色に 立ちんぼ対策で、大阪府警検証へ
深刻化する売春の「立ちんぼ」(客待ち行為)に歯止めをかけようと、大阪府警曽根崎署は10日までに、大阪市の繁華街「キタ」のラブホテル街一画にある道路一面を黄色に塗り替えた。心理的に立ちづらくなるとされており、署は客待ちする女性の増減を調べ、効果を検証する。
署によると、塗り替えたのは幅約4メートル、長さ約100メートルの路地。2、3年前から客待ちをする女性が集まり、売春防止法違反容疑での逮捕者が1年間で30人に上るなど問題になっていた。
署は住民から環境改善の要望を受け、工事を実施。路面を黄色に塗った他、明るい雰囲気にするため、道路上に魚が泳いでいるイラストのステッカーも貼り付けた。