「十分な証拠が集まっていない」男子大学生に暴行し 死なせた疑いで逮捕のホスト4人 処分保留に=静岡地方検察庁
静岡市のホストクラブでアルバイトをしていた男子大学生に暴行を加え、死なせたなどとして逮捕されたホスト4人について、静岡地方検察庁は処分保留としました。
処分保留となったのは、傷害致死の疑いで逮捕・送検されたホストの男性4人です。
警察によりますと、4人は9月6日、静岡市葵区にあるホストクラブの従業員寮で、何らかの暴行を加えるなどして同じ店でアルバイトをしていた男子大学生(23)を死亡させたなどの疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと、男子大学生は寮の風呂場で発見され、司法解剖の結果、死因は溺死でした。
静岡地検は11月15日、4人の傷害致死容疑について処分保留として、今後は任意で捜査を続けると発表しました。
理由について「処分を決する十分な証拠が集まっていない」と説明しました。
一方、男子大学生に対する強制わいせつの罪で、一部のホストは10月17日、起訴されています。