取材に応じる壇蜜（撮影・鈴木正人）

タレント壇蜜（43）が、27日、レギュラー出演する文化放送「大竹まこと　ゴールデンラジオ！」（月〜金曜午後1時）に生出演した後、都内の同局前で日刊スポーツの取材に応じた。この日、一部で所属事務所「フィット」が破産手続きに入っていることなどが報じられていた。

記者からの質問を受け、真摯に、時折気丈に笑顔も見せつつ答えた。事務所の破産について「2〜3週間前に事務所がなくなるんだよ、という話をマネジャーさんを通して聞きました。ショックでしたし、どうしよう、という思いにはなりました」と振り返った。現時点で同事務所に所属しているのか、フリーの扱いなのかは分からないという。「そういう詳しい手続きについては、いちタレントなので分からなくて。ごめんなさい。突然のことでビックリして…」と述べた。

今後は現在のマネジャーと芸能活動を続けていくという。「マネジャーが仕事の窓口になって変わらず壇蜜としてやっていけたらな、という気持ちはあります。『独立』とはまたちょっと違う感じなのかもしれません」と説明。「フィット」には他にも吉木りさ（36）ら多くのタレントが所属しており、「1人じゃないので、いろんな人たちが今後どうなっていくのかはもちろん不安です。まずはこれから私がお仕事を続けていくことをちゃんと見据えて、1日1日を大事に生活していければなと思います」とうなずいた。

この日は「大竹まこと　ゴールデンラジオ！」の生放送内でも、大竹まこと（74）から「壇蜜あれじゃないか、おまえの事務所が倒産したって聞いたぞ」と聞かれ、「事務所がねえ…吹っ飛んだ！」と「あはは…つれえ」などと反応。大竹から「大丈夫なんですか？」と尋ねられ、「とりあえずマネジャーと2人でこれからも…。マネジャーも『俺やーめた』とは言わないでくれたから」と今後も芸能活動を継続していく意向を示していた。