退職代行「モームリ」代表、元従業員3名に対し訴訟 現在テレビに引っ張りだこ「名誉毀損にあたる」
退職代行サービス「モームリ」(東京・大田区)の谷本慎二代表が8日までに公式SNSを更新。元従業員3名に対し訴訟を起こすと発表した。
新年度に入り「退職代行」が注目を集め、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」などの情報番組に引っ張りだこの谷本氏。
7日に「公表します。本当に、公表するか、訴訟を起こすか、最後の最後まで悩みましたが、メディアには遅かれ早かれ取り上げられると思ったのと、真実をお伝えしておきたいという気持ちから、ありのまま記載します」と報告した。
内容について「実は半年以上前から元従業員数名による嫌がらせを会社と谷本に向けて受けていました」と明かし「そのグループの首謀者は3名(Aさん・Bさん・Cさん)です。退職代行という賛否ある業態で、さらに元従業員のことです。パワハラ・セクハラは本人の受け取り方次第なので、色々と言われていることは耳に入ってきてはいましたが、裏で言っていることは全て聞き流していました。また、悪口やデマを言われていたとしても本人達のプライバシーや今後のこともあるので、あえて我慢して公開や反論もしませんでした」と説明した。
「もちろん元従業員からそのように思われているのは非常にお恥ずかしい話です」とした上で「しかし、そのグループのやり取りがエスカレートしていき、様々な憶測や作り話を自分たちから各所へ広めようとしていることからも今回決意しました」と、今回の決断に至った経緯を告白。
「こちらにはやりとりの証拠のLINE、及び従業員の言質や録音、さらに従業員から証言をしてくれる約束も取っているので、本当に最後まで迷いましたがこの3名に対し訴訟を起こします」とした。
株式会社「モームリ」は、退職の意思を代わりに会社へ伝えるサービス。労働環境改善組合と提携し、顧問弁護士監修が強みで退職相談5万件、退職確定件数は3万件を突破し「退職成功率100%継続中」を強みとしている。