琉球放送元アナウンサーの女を起訴 傷害罪、同僚の20代女性に睡眠薬飲料
琉球放送(那覇市)のアナウンサーだった元社員の女(東京都板橋区)が、同社社員の20代女性に睡眠作用がある薬物を混ぜた飲料を飲ませて急性薬物中毒などにさせたとして、傷害の罪で那覇地検に起訴されていたことが8日、関係者への取材で分かった。3月31日付。地検は認否を明らかにしていない。同社などによると、女は大坪彩織被告(24)。
起訴状などによると、大坪被告は昨年1月25日午後、那覇市内のコンビニエンスストア近くで、女性に薬物を混入した飲料を手渡して飲ませ、加療1日を要する一過性意識障害と急性薬物中毒の傷害を負わせたとしている。
沖縄県警によると、女性は飲料を飲んだ後に意識がもうろうとなり、病院を受診。昨年2月、県警に被害を相談した。県警は今年3月10日に傷害容疑で逮捕した。
琉球放送によると、大坪被告は今年1月に退社した。ホームページで「関係者の皆さまにご心配をおかけしておりますことをおわび申し上げます」とのコメントを発表した。