火野正平さん死去 75歳 「自宅で家族に見守られ 穏やかな最期でした」
俳優の火野正平(ひの・しょうへい)さんが死去したことが20日、分かった。75歳だった。所属事務所「シーズ・マネージメント」が発表した。
同事務所は「訃報 弊社所属俳優 火野正平が令和6年11月14日享年75にて逝去いたしました」と報告した。「4月より持病である腰痛の治療に励んでおりましたが 夏の腰部骨折を機に体調を崩し最期まで仕事復帰を願っておりましたが叶いませんでした 自宅で家族に見守られ 穏やかな最期でした」とした。
「生前のご厚誼に深く感謝するとともに 葬儀は家族葬にて済ませましたこと謹んでお知らせ申し上げます」とした。
「長らくこのお仕事に携わり 関係の皆様には大変お世話になりました 重ねて御礼申し上げます 応援してくださった皆様にも 心から感謝申し上げます この訃報にて 弊社とご家族からのお知らせとさせていただき どうか静かに見送らせてください」とつづった。
火野さんは12歳の頃から「劇団こまどり」に所属。1962年にフジテレビ「少年探偵団」でデビューした。73年のNHK大河ドラマ「国盗り物語」の羽柴秀吉役が当たり役となった。俳優以外にも歌手としても活躍。2011年にスタートしたNHK BS「にっぽん縦断 こころ旅」では日本全国を自転車で巡る姿で人気を博した。