愛知県常滑市で今年4月、出産した赤ちゃんの遺体を実家の庭に埋めた罪に問われている29歳の女の裁判で、名古屋地裁は有罪判決を言い渡しました。

無職の皆川琴美被告(29)は今年4月、愛知県常滑市の実家の庭に、生後間もない女の赤ちゃんの遺体を埋めた死体遺棄の罪に問われていて、起訴内容を認めています。

21日の判決で名古屋地裁は「風俗店で避妊をせずに妊娠したうえ、出産後周囲に相談もしていない。短絡的な犯行と指摘せざるを得ず、酌むべき事情はない」と指摘しました。

そのうえで「死亡した赤ちゃんへの哀悼と謝罪の意思を示している」などとして、懲役1年6カ月・執行猶予3年の判決を言い渡しました。