まさかの集合住宅を借りられた「悠仁さま」 新居探しは「オートロック」「築浅」の条件付きで
この4月より筑波大学に進学される秋篠宮家の長男・悠仁さま。新生活にあたって注目されているのは、現地へのご通学手段である。先ごろ宮内庁は、つくば市内の集合住宅の一室を借り上げたと発表したのだが、新たな「難題」が判明して……。
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東京・赤坂の秋篠宮邸から筑波大までは車で往復約3時間の道のりである。悠仁さまの通われる生命環境学群生物学類は1年次の必修科目が多く、車でのご通学には「学業への影響」も心配されていた。
宮内庁担当記者が言う。
「秋篠宮家側近トップの吉田尚正・皇嗣職大夫は3月28日に行われた定例会見で、当面の間、悠仁さまは秋篠宮邸から車通学をされつつ、授業との兼ね合いを見てつくば市内の民間集合住宅の一室からも通学なさると明かしました。宮邸と大学近辺での“二拠点生活”はかねてより取り沙汰されていたのですが、寮や一軒家ではなく集合住宅になるとは思いませんでした」
その裏では紆余曲折があった。現地事情通によると、「宮内庁は当初、警備のしやすさから大学の近くで一軒家を探していましたが、手頃な一軒家はすでに入居者がおり、更地に新たな家を建てるとなれば批判も予想される。一軒家を断念し、続いて“オートロック付き”“築浅”といった条件で近隣のビルの所有者などに良い部屋がないか尋ねて回っていました」
こうして集合住宅暮らしが決まったわけだが、警備面では不安があるという。皇室解説者の山下晋司氏がその一つを指摘する。
「集合住宅の場合は一軒家と違い、他の居住者を訪ねる人や宅配業者など、事前に確認できない訪問者がいます。そういう人を誰何したり、ボディーチェックするなど、とてもできないでしょう」
万が一の事態を防ぐためではあるものの、警備には限界があるのだ。難題は他にもある。
さる警察関係者によれば、「議員さんが大臣になると家の前にポリスボックスが置かれますが、集合住宅の場合は物々しい雰囲気になるといって、近隣住民の方に嫌がられます。また断りを入れようと各部屋を訪ねても、最近では詐欺ではないかと疑われ、そもそも出て来てくれないことも多い。警備といえば治安が向上していいと思うかもしれませんが、実は住民からの反発が大きいのです」
過剰な警備で住民の生活に支障が出るというわけだ。
前述した28日の会見では、集合住宅から大学への通学手段も話題に上ったといい、
「悠仁さまがお住まいになる集合住宅から大学への通学方法を問われた吉田大夫は“今後お考えになること”と前置きしつつ、“大学キャンパス内では学生の皆さん方は自転車で移動されることが多い”と言及したのです」(前出の記者)
自転車通学となった場合の警護については、「一般的に考えると、悠仁さまが自転車で通学なさる場合には、その後ろを側衛官が自転車で追いかけて警衛することになります」(先の警察関係者)というのだが、懸念もある。
「入念な警備体制が敷かれればいや応なく目立ちますから、お住まいの場所を知られずに生活されるのは無理でしょう。一軒家であれば視線を遮る生け垣や防犯カメラなども設置しやすいでしょうが、集合住宅ではそれも難しいと思います。一般の人が親王殿下のお姿やお住まいをSNSなどにアップする恐れもあります」(前出の山下氏)
新天地ではのびやかにお過ごしになれるのだろうか。