風営法の改正に伴う一斉摘発で、ガールズバーの経営者が逮捕されました。私たちは摘発される前の店を取材。逮捕前に男が語っていたこととは。

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歓楽街、東京・渋谷にあるビル。出てきたのは…。

西山大介容疑者（32）
「やばい。そんな感じ？」

ガールズバーの経営者、西山大介容疑者（32）。女性キャストに無許可で接待行為をさせた疑いがもたれています。

28日に施行された改正風営法。無許可営業に対して罰則が強化され、法人への罰金は200万円以下から3億円以下に引き上げられました。それに伴い警視庁が、無許可営業の接待店の一斉摘発を行ったのです。

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日本テレビは先週、西山容疑者が経営するガールズバーへ。

キャスト
「いらっしゃいませ」

記者
「2人です」

キャスト
「いけますよ」


摘発前の様子です。

キャスト
「（ガールズバーは）立ち止まってしゃべるのもあんまりダメ。接待行為になる。たまたまバーテンダーがちょっと話してくれた体でしゃべってる」

──カラオケを一緒に歌うのはダメ？

キャスト
「別にいいんだよ。ブラック寄りのグレーで飲食やってます」

西山容疑者のガールズバーは、接待営業の許可を受けていません。

キャスト
「大介がオッケーと言ったらオッケーだし、大介がダメと言ったらダメ」

──店長から何か言われる？

キャスト
「何も言われない。ダメな時があるからその時はやめてほしいと」

──ダメな時？

キャスト
「目を付けられてる時とか」

すると…。

キャスト
「来ましたよ、大介です」


──店長さん？

西山大介容疑者（32）
「そうです、やらせてもらってます」

取材中に現れた西山容疑者。

──渋谷のガールズバーは大変？

西山大介容疑者（32）
「どこでやるのも大変」

──最近は風営法が厳しい？

西山大介容疑者（32）
「厳しい。助けてください。警察の見回りがめっちゃ多くなった」

警視庁の調べに対し、西山容疑者は容疑を認めているといいます。

西山大介容疑者（32）
「ガールズバーではこれが普通なので、逮捕されるようなことだとは考えていなかった。法改正になることは知っていました」

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改正風営法に伴って、夜の街にも変化が。

『news every.』取材班
「看板の下半分がテープのようなもので隠されています」

改正風営法で禁止されたのは、色恋営業や売掛金回収のための売春の強要など。
そうした行為を助長するような、「NO.1」や「1億円プレイヤー」など、ホストが競争意識を持つような文言や、客がホストを応援したい気持ちを過度にあおるような文言も、規制が明確化されました。
警視庁は、今後も取り締まりを強化していくとしています。