守備練習で衝突、中2男子死亡 頭部打撲、広島・廿日市
広島県廿日市市の中学で、野球部の練習中にけがをした生徒が死亡した事故で、同市の教育長らが22日に記者会見し、亡くなったのは軟式野球部に所属する2年の男子生徒だったとし、守備練習中に他の生徒と衝突して頭部に打撲を負ったと説明した。
市教委によると、生徒は11日午後5時半ごろ、練習中にボールを追いかけていて他の生徒と衝突した。外部の部活動指導員がいたが、バッターの近くにおり、衝突の様子は見ていなかった。
養護教諭が左側頭部が赤くなっているのを確認し、医療機関を受診するよう保護者に連絡した。病院でCT検査を受け、帰宅後に嘔吐などの症状が現れ緊急搬送。手術を受けたが、17日に死亡した。