石破首相の商品券配布…元経産省官僚がバッサリ「アホとしか言いようがない」
元経産省官僚で慶大大学院教授の岸博幸氏(62)が14日までにX(旧ツイッター)を更新。
石破茂首相が今月3日に首相公邸で開いた自民党衆院1期生との会食前に、首相側が「手土産」として1人10万円の商品券を配っていた問題が表面化したことについて言及した。
岸氏はこの件を報じる一部メディアの記事を添付し「これはアホとしか言いようがない」と言及。
「違法性ないという言い訳は用意されてるだろうけど、それは意味なし。政治資金に対する国民の疑念が大きいからこそ、少しでも疑いを持たれかねないことは絶対やるべきじゃない」と私見を述べ、「昨年の衆院選で投票直前に政党支部に2000万支給して大逆風になったことをもう忘れたのか。呆れて開いた口が塞がらない」と苦言を呈した。
続くポストでは、石破首相が「政治資金規正法上の問題はない」などと釈明したことに対し「法的に問題ないから良いんだという発想はダメ」とピシャリ。
「10万円は大金。庶民からすれば、やっぱ政治はカネかかり過ぎと感じるはず。自分達への減税は2万円だけなのに、自民党議員は首相とメシ食うだけで10万円もらえるのかと腹たつはず。それで企業献金継続を主張しても説得力ない」と指摘し「なんで庶民の立場に立ってモノを考えられないのか。首相の取り巻きで当たり前のことをアドバイスする人はいないのか」と疑問を投げかけた。