大阪万博、入場料「8000円」に値上げ方針で広がる波紋「その金額ならUSJ行く」1970年の万博は800円!
4月27日、2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は、入場券(普通券)の価格を大人1人税込み8000円とする方向で検討していることが報じられた。
人件費や物価の上昇などで、万博の運営費が当初の1.5倍に増えると見込み、2022年に検討していた6000円から値上げする。当初の想定は4800円だった。
6月中旬の理事会にはかり、国の了承を得て決めるため、価格は最終的に変わる可能性がある。開幕まで500日となる、11月30日の販売開始を目指す。
大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、大阪湾の人工島・夢洲で2025年4月13日〜10月13日の184日間、開催する国際博覧会。
想定来場者数は、訪日外国人約350万人と合わせて約2820万人、経済波及効果は約2兆円を見込む。
国際博覧会の日本での開催は、2005年開催の「愛・地球博」(愛知万博)以来、20年ぶり。大阪での開催は、1970年の「大阪万博」以来、55年ぶりとなる。
ちなみに、1970年の大阪万博の入場料は、800円だった。入場者数は、6421万8770人。
2005年の愛知万博の入場料は、4600円で、入場者数は2204万9544人。
大阪・関西万博の入場料が8000円に値上げすることが報じられると、SNSでは波紋が広がった。
《オリンピック(競技にもよる)やワールドカップと比べたら安いな TDLやUSJと同じぐらいだから妥当なところか》と好意的に受け止める声もある一方で、やはり「高い」という声は多い。
《USJが平日8600円 ん………大阪万博行かんかも〜》
《んー、大した目玉無さそうなので、その金額ならUSJ行くかなぁ》
《5000円くらいならば『万博に行こう』ってなるけどなぁ〜》
《大阪万博の入場料は当初の予定通り6000円しかアカンと思うのです》
大阪・関西万博の開催まであと2年。値上げをしても、想定来場者数の約2820万人を達成することができるだろうか。