「みんなを驚かせたかった」走行中にタクシーの屋根にしがみついたとして会社員の男(26)を書類送検 警視庁
今年6月、国道246号などで運転手に気づかれないようにタクシーの屋根によじ登り、そのまま約1キロにわたり走行させたなどとして、神奈川県に住む会社員の男(26)が書類送検されたことがわかりました。
道路交通法違反と威力業務妨害の疑いで書類送検されたのは、神奈川県に住む会社員の男(26)です。
捜査関係者によりますと、男は今年6月の未明、東京・世田谷区池尻の路上で運転手に気づかれないようにタクシーの屋根によじ登り、そのまま目黒区青葉台までの約1キロにわたって国道246号などを走行させ、その様子を映した動画がネット上に出たことによって、タクシー会社に殺到した抗議と苦情の電話の対応をさせて、業務を妨害した疑いが持たれています。
男は当時、友人らと酒を飲んでいて、別の店に移動する際に友人らが乗ったタクシーの屋根によじ登ったということです。
男は任意の調べに対し、容疑を認め、「みんなを驚かせたかった」「タクシーの運転手や会社に迷惑をかけました」と話しているということです。
警視庁は東京地検に対して、起訴を求める「厳重処分」の意見をつけています。