事件前日にチケット購入 転落死の妻、自殺兆候なし
東京都国立市で昨年11月、都営アパート9階から妻を突き落としたとして殺人容疑で会社員高張潤容疑者(44)が逮捕された事件で、事件の翌月にオンラインで配信予定の人気アイドルの動画視聴チケットを、妻が事件前日に購入していたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、事件後に高張容疑者は妻麻夏さん(41)が自殺したようだと説明していたが、麻夏さんにその兆候は確認されなかった。
警視庁捜査1課は高張容疑者が自殺を偽装したとみて捜査。同課は2日、高張容疑者を送検した。
麻夏さんは昨年11月28日、アイドルグループ「嵐」(活動休止中)のメンバー大野智(40)のアート作品を紹介する動画の視聴チケットをスマートフォンで購入。動画は同12月11日に配信予定だった。
事件のあった同11月29日午後8時ごろにベランダから転落する麻夏さんと、何者かがいる様子が付近の防犯カメラに写っていた。
ベランダには椅子が置かれていたが、人が乗った痕跡はなかった。
高張容疑者は事件発覚直後に「妻は自分で飛び降りたようだ」と警察官に説明しており、自殺を偽装するため置いたとみられる。
捜査関係者によると、事件後に高張容疑者は妻麻夏さん(41)が自殺したようだと説明していたが、麻夏さんにその兆候は確認されなかった。
警視庁捜査1課は高張容疑者が自殺を偽装したとみて捜査。同課は2日、高張容疑者を送検した。
麻夏さんは昨年11月28日、アイドルグループ「嵐」(活動休止中)のメンバー大野智(40)のアート作品を紹介する動画の視聴チケットをスマートフォンで購入。動画は同12月11日に配信予定だった。
事件のあった同11月29日午後8時ごろにベランダから転落する麻夏さんと、何者かがいる様子が付近の防犯カメラに写っていた。
ベランダには椅子が置かれていたが、人が乗った痕跡はなかった。
高張容疑者は事件発覚直後に「妻は自分で飛び降りたようだ」と警察官に説明しており、自殺を偽装するため置いたとみられる。