「店で寝込んで会計できない」クラブで3万円余りの飲食や接待…所持金1000円ほどの37歳「最初から払うつもりなかった」
12日夜、札幌市北区のクラブで無銭飲食したとして、37歳の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所と職業自称、札幌市東区の37歳のアルバイト従業員の男です。
この男は11日午後9時ごろから3時間半ほど、札幌市北区の繁華街「北24条」のクラブで、料金を払う意思も能力もないのに3万1200円分の飲食と接待の提供を受けた疑いが持たれています。
警察によりますと、男はビールなどを飲み、酔って寝込んだため、従業員が「男が店で寝込んで会計できない」と通報。駆け付けた警察官が男を起こして事情を聴き、所持金が1000円ほどしかなかったことなどから、その場で逮捕しました。
取り調べに対して、逮捕された37歳の自称・アルバイト従業員の男は「最初から払うつもりはなかった」などと話しているということです。
警察は引き続き経緯などを詳しく調べ、容疑の裏づけをすすめています。