いわゆる「セクシーキャバクラ」から収益の一部を受け取っていた疑い 「弘道会」本部を家宅捜索
無許可営業の風俗店から収益の一部を受け取っていた疑いで、名古屋の暴力団「弘道会」の本部が家宅捜索されました。
27日午前10時すぎ、愛知県警の捜査員約20人が、六代目山口組の中核組織・「弘道会」の本部に風営法違反の疑いで家宅捜索に入りました。
警察は1月、中区錦3丁目にある6店舗で、許可を得ずに店内を薄暗くしてカーテンで仕切り客に飲食をさせた疑いで、グループの代表や責任者らあわせて9人を逮捕しました。
これらの店舗は、女性従業員が客に体を触らせる、いわゆる「セクシーキャバクラ」で、警察は関係先からあわせて約1600万円を押収しています。
警察はこうした収益の一部が弘道会の傘下組織に流れていたとみて、金銭の流れを解明する方針です。