0〜1歳児に暴行、保育士4人を懲戒解雇…倒して頭を机にぶつけたり宙づりにしたり
青森市小柳の認可保育施設「青森第二なかよし保育園」で、保育士4人が0〜1歳の複数の園児に暴行するなどの不適切な行為をしていたとして懲戒解雇されたことが29日、関係者らへの取材でわかった。市は保育園に聞き取り調査を行い、行政処分を検討している。
園を運営する社会福祉法人「桐紫会」の調査によると、4人は1〜2月、担当する0〜1歳児クラスの園児数人に対し、〈1〉体を押して後ろ向きに倒して頭が机にぶつかった〈2〉着替えの際、服が首に引っかかっているのに強引に引っ張って宙づりにした〈3〉手で頭をたたいた――などの行為をしていた。こうした行為は園内の防犯カメラに映っていたという。
4人の中には不適切な行為を認め、「焦りがあった」と述べる保育士がいた一方で、「保育の延長だった」「覚えていない」などと話す保育士もいたという。
桐紫会は今月中旬、4人を懲戒解雇し、4月に保護者会を開いて経緯を説明する方針。読売新聞の取材に対し、「法人として言えることはない」としている。
青森第二なかよし保育園には、生後2か月〜5歳の園児約50人が通い、保育士は解雇された4人を含め11人いた。
市子育て支援課は「現在、園と桐紫会への調査を進めており、詳細は差し控える」としている。
園を運営する社会福祉法人「桐紫会」の調査によると、4人は1〜2月、担当する0〜1歳児クラスの園児数人に対し、〈1〉体を押して後ろ向きに倒して頭が机にぶつかった〈2〉着替えの際、服が首に引っかかっているのに強引に引っ張って宙づりにした〈3〉手で頭をたたいた――などの行為をしていた。こうした行為は園内の防犯カメラに映っていたという。
4人の中には不適切な行為を認め、「焦りがあった」と述べる保育士がいた一方で、「保育の延長だった」「覚えていない」などと話す保育士もいたという。
桐紫会は今月中旬、4人を懲戒解雇し、4月に保護者会を開いて経緯を説明する方針。読売新聞の取材に対し、「法人として言えることはない」としている。
青森第二なかよし保育園には、生後2か月〜5歳の園児約50人が通い、保育士は解雇された4人を含め11人いた。
市子育て支援課は「現在、園と桐紫会への調査を進めており、詳細は差し控える」としている。