「マツコ会議」8年の歴史に幕 サプライズ登場の徳井義実から花束「ありがとうございます」…同枠には「ANOTHER SKY」が移動
日本テレビ系「マツコ会議」(土曜・午後11時)の最終回が23日に放送され、8年間の歴史に幕を閉じた。
番組の冒頭、MCのマツコ・デラックスは「予言しておきます。酷い回になります」と伝えて最後の放送がスタート。ゲストはタレントの友近で、栗原ディレクターの「本日はこちらです!ジャン!」というおなじみのフレーズで中継が始まった。フリーアナウンサーに扮した友近が登場。女子アナファッションの友近は「前室」に侵入し、机に並べられた弁当や差し入れのどら焼きを紹介した。番組のラストで友近は、演歌歌手の“水谷千重子”に変身。
サプライズで「チュートリアル」徳井義実が演じる歌手の“六条たかや”も登場し、マツコにはなむけの歌を捧げた。
徳井の熱唱で番組が終了すると、スタッフは総立ちで拍手。徳井から「お疲れさまでした」と花束を贈られたマツコは「8年の割にはずいぶん安く済ませたのねこの花束」とツッコみながらも「ありがとうございます、ほんとに」と会釈。“カオス”な最終回にマツコは「ホントにこれで最後でいいのかな?」と笑った。
「マツコ会議」は2015年10月にスタート。“総合演出”マツコが番組スタッフと会議を開くというコンセプトのもと、話題のディープな場所と中継を結び、知られざる場所を深掘りした。
新型コロナウイルス流行後は、ロケからトーク形式に変化。芸能人や有名人と中継をつなぎ、マツコと1対1で対談するスタイルが定着し、8年間で1800人以上と中継を行った。
日本テレビは今月14日に開いた改編説明会で「マツコ会議」の終了を発表。金曜・午後11時にアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT」を新設し、その枠で放送していた「ANOTHER SKY」を土曜・午後11時に移動することを報告した。