SNSで知り合った女性に売春させる契約か、27歳男を再逮捕 東京・大久保公園周辺の客待ち
交流サイト(SNS)で知り合った無職の女性(28)に東京・歌舞伎町の大久保公園周辺で客待ちをさせ、売春をさせる契約をしたとして、警視庁保安課は15日までに売春防止法違反容疑で、京都市中京区の無職根本哲容疑者(27)を再逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
女性は売春のための客待ちをしたとして同法違反容疑で現行犯逮捕され、その後釈放された。根本容疑者は女性との共犯として10月25日に逮捕されていた。
再逮捕容疑は9月3日、SNSで女性に売春をさせる契約をした疑い。
同課によると、容疑者は「大久保公園で1回やろうか」「売り上げひどすぎる」などと女性にメッセージを送信。
女性も「夕方から大久保行く?」などと返信しており、こうしたやりとりが契約に当たると判断した。
女性は容疑者の提案で客待ちや売春をしていたとみられる。昨年9月にSNSで知り合い、女性は稼ぎの半額や全額を容疑者に渡していた。今年10月までで計約1500万円に上るという。
大久保公園周辺では売春のための客待ちが増えており、今年は11月13日までに116人が同法違反容疑で現行犯逮捕された。昨年は51人だった。