「トー横」でせき止め薬“無許可販売”で4人逮捕 都内などの店から万引きした薬か
東京・歌舞伎町の「トー横」で、高校生らに市販のせき止め薬を無許可で販売したとして男女4人が逮捕された事件で、4人が都内などの店から万引きした薬を販売していたとみられることが分かりました。
警視庁によりますと、高橋光夢容疑者と横川玲奈容疑者、そして17歳の男子高校生と16歳の女子高校生の4人はことし、新宿区・歌舞伎町の「トー横」周辺で、18歳の男子高校生と16歳の少女に無許可で市販のせき止め薬を販売した疑いがもたれています。
18歳の男子高校生と16歳の少女が警視庁に補導された際、「4シート1000円で買った」と話したということですが、捜査関係者への取材で、SNS上のやりとりなどから逮捕された4人のうち、女子高校生ら複数人が、都内などの複数の店から薬を万引きしていたとみられることが分かりました。
警視庁は、4人が一緒に薬を過剰摂取できる仲間を増やすために、万引きした薬を定価より安く販売していたとみて詳しく調べています。