空手女子の清水希容が現役引退…東京五輪「形」で銀メダル「夢のような時間だった」
2021年東京五輪の空手女子形で銀メダルに輝いた清水希容(30)が現役を引退すると所属先のミキハウスが13日、発表した。
清水は「たくさんの方々の心へ何かを届けられるような形を打ちたいという思いで競技を続けてきた。東京五輪は夢のような時間だった」とのコメントを出した。19日に兵庫県で開催される実業団の大会で特別に演武を披露し、競技の一線から退く。
清水は大阪府出身。小学3年で空手を始め、13年に全日本選手権を初めて制し、19年まで7連覇を達成。強く美しい演武で長く日本女子のエースとして活躍した。14、16年の世界選手権で連覇を成し遂げ、空手が初めて採用された東京五輪で銀メダルを獲得した。