日テレ 西田敏行さんを追悼して11月3日深夜に「釣りバカ日誌」シリーズ最終作の放送を決定
日本テレビは虚血性心疾患のため17日に死去した俳優の西田敏行さん(享年76)をしのび、11月3日深夜2時15分から西田さんの主演映画「釣りバカ日誌20 ファイナル」(監督朝原雄三)を関東ローカルで放送することを決定した。
「釣りバカ日誌」シリーズは、西田さん演じる、建設会社・鈴木建設の万年平社員で釣り好きの「ハマちゃん」こと浜崎伝助が主人公。三國連太郎さん扮する、社長「スーさん」こと鈴木一之助と釣りを通じて親しくなることから物語が動き出す。2人の奇妙な友情や凸凹なやりとりを中心にバブル景気、ゼネコン疑惑、地球環境問題などの社会情勢を映し出し、その時代に生きる全ての人の現実と希望を描いてきた。1988年の第1作以降、スペシャル版2作を含め全22作が公開され、文字通り国民的人気シリーズとなった。
今回放送されるのは2009年公開のシリーズ最終作。シリーズ最後の土地に選ばれたのは、初のロケ地となる北海道。豊かな大自然を舞台にハマちゃんとスーさんがファイナルにふさわしく最高の笑顔と感動を届ける。
≪あらすじ≫
不況の波が鈴木建設にも押し寄せていた。業績悪化の中、一之助は無期限で給料を全額返還すると申し出てその噂は社内に広まり大騒ぎ!マイペースな伝助も一之助のために一肌脱いで、釣り人脈から大型受注をゲット!一之助は伝助を連れて訪れた小料理屋で、一之助の亡き親友の娘だという美人女将・沢村葉子(松坂慶子)とその娘の裕美(吹石一恵)に出会う。そんな中、見事「会長賞」をもらった伝助は「釣り休暇」をとって一之助と2人で久々に釣り旅行に出発。目的地は裕美が獣医として働く北海道!しかし、今回の旅、一之助にはもう一つの目的があった…。