トヨタ、『Lexus LFA Concept』、新型『GR GT』『GR GT3』を初公開 『TOYOTA 2000GT』『Lexus LFA』に続く、フラッグシップスポーツカーの位置付け
トヨタ自動車は5日、「新型スポーツ車両ワールドプレミア」を実施。TOYOTA GAZOO Racingが、新型『GR GT』『GR GT3』を発表し開発中のプロトタイプ車両を初公開。
またレクサスのバッテリーEVスポーツカーのコンセプトモデル『Lexus LFA Concept』を世界初公開した。
この3台は、「『トヨタの式年遷宮』として、クルマ屋が残していくべき技能を、次の世代に受け継いでいかなければならない」という、マスタードライバーであるモリゾウこと代表取締役・豊田章男会長の想いの下に生み出されたもの。
式年遷宮とは日本の神社で行われる伝統行事で、一定の年数ごとに神社の社殿を新しく建て替え、神様を新しい社殿に遷す儀式。有名な例として伊勢神宮では、約20年ごとに社殿を新しくすることで、建物の維持や技術の継承を行っているという。
トヨタ自動車にとって『TOYOTA 2000GT』『Lexus LFA』に続くフラッグシップスポーツカーの位置付けとなり、スポーツカーづくりを通じてクルマづくりの基本となる技を守り、新技術を採り入れることで次世代に受け継いでいくという「トヨタの式年遷宮」を体現したモデル。3台は、低重心、軽量・高剛性、空力性能の追求という3つのキー要素を核とする共通の思想のもと、『GR』については、2027年ごろの発売を目指して開発を進めていくとしている。
