上沼恵美子　Photo By スポニチ

タレント上沼恵美子（69）が6日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ！」で、フジテレビと元タレント・中居正広氏（42）の問題について語った。

第三者委員会の調査により、中居氏の女性への性暴力やフジテレビによる二次加害が認定され、世間に大きな衝撃を与えた同問題。番組では中居氏のメールのやりとりなどを含めた調査報告書の内容が紹介された。

上沼は中居氏の誘い方が「計画的」と評し、「中居さんのファンは、“誘われて行った女性も悪い”とか言わんといてね」と釘を刺した。「違う！自分のスケジュールが空いてると言った後で、他の人が来られない、と。彼女ははめられたかな？と思っても行かざるを得ない。これはしゃあないねん」と女性の立場を考慮し代弁。二次加害となるような誹謗中傷を行わないよう呼びかけた。

また、中居氏が遠回しに希望を言えば周囲が察してかなえてくれることに慣れていたのではとも指摘。「甘い物が食べたいかな、って言えばまわりが動いて、食べ物が並んでるような世界だったんじゃないかな」と想像した。


上沼はあらためて「許されへんねん、私は！」とし、「お芝居も好きだったし、“砂の器”なんてお会いした時に本人に絶賛したのよ。照れてたけど…。戻せ、あれ！私の褒め言葉戻してくれ！」と訴えた。「見損なったんじゃなくて、あきれた。なんじゃこの男は…最悪やわ！」と語気を強めた。

中居氏とフジ社員B氏のメールのやりとりに至っては「もう聞いてられへん…血圧上がってきた」と上沼の怒りは頂点に達した。「B氏が中居さんのためにちょこまか立ち回ってたのを目の当たりにして、女性はどれだけ傷ついたやろう」と思い遣った。