万博会場入り口でテンション上がった80歳男「リュックの中に爆弾あるんや」…威力業務妨害容疑で逮捕
大阪・関西万博の会場入り口で「爆弾を持っている」と警備員にうそをついて業務を妨害したとして、大阪府警此花署は15日、同府高槻市、無職の男(80)を威力業務妨害容疑で逮捕したと発表した。13日の万博開幕後、逮捕者は初めて。
この影響で西ゲートの一部が一時封鎖され、付近にいた来場客約200人が約30分にわたって避難した。
男は「楽しみにしていた万博でテンションが上がった。遊び半分でやったが、運営を邪魔するつもりはなかった」と供述しているという。
発表では、男は14日午前11時15分~同40分頃、大阪市此花区の人工島・夢洲の万博会場西ゲートで手荷物検査を拒み、警備員に「リュックの中に爆弾あるんや」と述べ、入場客に避難を余儀なくさせるなど業務を妨害した疑い。
実際は爆弾を所持しておらず、リュック内には会期中に何度も入場できる「通期パス」が入っていた。