那覇沖で漁船火災、8人全員救助南東740キロ、けが人なし
21日午前7時10分ごろ、那覇市の南東約740キロの太平洋上で、マグロ漁船「第28克丸」(約20トン)から「船が燃えており船体を放棄する」との連絡が関係者にあった。
第11管区海上保安本部(那覇)によると、漁船は那覇市の伊良部鮪船主組合所属で、乗っていた8人全員の救助が確認された。けが人はいないという。付近の貨物船が救助した。
11管によると、8人は日本人船長とインドネシア人の乗組員7人。いかだから手を振っているのが確認され、付近を航行中の外国籍の貨物船が救難の協力に応じた。
第28克丸は先月24日に那覇市の泊漁港を出港し、操業を終え次第、戻る予定だった。