露天風呂に入浴中の女性を組織的に「望遠」盗撮、男「間違いありません」
組織的に露天風呂を盗撮したとして男3人が逮捕された事件で、兵庫、神奈川両県の迷惑防止条例違反に問われた岡山市、無職の男(32)の初公判が20日、静岡地裁(鈴木悠裁判官)であり、男は「間違いありません」と全ての起訴事実を認めた。
起訴状では、男は昨年9〜10月、茨城県行方市の無職の被告(49)(両条例違反で起訴)と共謀し、両県の山中で露天風呂に入浴中の女性を望遠レンズ付きのビデオカメラで盗撮したとしている。いずれも、数日間にわたって朝から夕方まで撮っていたという。
検察側は、さらに余罪を調べ、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)にも問う方針。49歳の男が率いるグループが全国で盗撮を繰り返した疑いがあり、捜査が継続している。