「SEGA」がゲームセンター事業から撤退へ。株式の完全取得にともないブランド名を「GiGO」に順次リニューアル、全国の店舗で2022年3月より
GENDA SEGA Entertainmentは28日、自社株式を14.9%取得し、社名をGENDA GiGO Entertainmentへ変更すると明かした。
あわせて「SEGA」ブランドで運営しているゲームセンターなどのアミューズメント施設も「GiGO」への改名が発表。
2022年3月より約1年半をかけて店舗名を順次リニューアルする方針だという。
アーケードゲーム事業を展開しているGENDAは、コロナ禍で業績の低迷していたセガ エンタテインメントの株式85.1%を2020年12月に取得。
同時に社名をGENDA SEGA Entertainmentへと変更し、同社の手がけるゲームセンター事業などを買い取っていた。
その後も施設の名称として「SEGA」自体は継続していたものの、1月28日の株式取得で持株比率が100%となったのを機に、56年続いたブランドネームを一新することが明かされた。
今回の変更にともない、取締役からはセガサミーグループに所属する吉澤秀男氏が退任。
取締役会長を務めるGENDAの片岡尚氏はツイートを投稿し、これまで「SEGA」ブランドが築いてきた歴史に感謝の言葉を伝えた。
また同氏は、「GiGO」が「Get into the Gaming Oasis(ゲームのオアシスに飛び込め!)」の略称に由来することを説明。
今後は人々のオアシスとなるようなエンターテイメントを全国へ向け提供していきたいと抱負を述べた。