「刃物のようなものを持った男がいた」JR仙台駅前で一時騒然も正体は「ガラケー」だった…
19日午後1時半ごろ、仙台市青葉区のJR仙台駅前で「刃物のようなものを持った男がいた」と110番があった。
パトカーが出動し、刺股を手にした警察官数十人が警戒に当たるなど周辺は一時騒然。
宮城県警が通報対象となった人物を特定したが、持っていたのは「ガラケー」と呼ばれる従来型携帯電話と判明した。
県警によると、目撃したのは、10代の2人組の女性。うち1人が腰付近で刃物を手にしているように見えたと110番した。もう1人は「ガラケーではないか」と話していたという。
防犯カメラ映像の分析などから、県警は2人が目撃した男性を特定。持ち物検査の結果、刃物は見つからず、手にしていたのはガラケーと分かった。
仙台駅前にいた男子高校生(16)は騒ぎについて「ガラケーにはなじみがない。持ち方や色によってはナイフと勘違いするかも…」と話した。