ドイツの小都市で猫に“外出禁止令” 数が減少している「カンムリヒバリ」の保護条例
ドイツ南西部の小都市、バルドルフ(人口1万6000人)が、市南西部の住民に対して8月まで飼い猫を外に出してはいけないという条例を制定。
AP通信によれば西欧各地で数が減少している「カンムリヒバリ」の保護が目的で、営巣期間中に猫が捕獲しないようにするための“猫外出禁止令”となった。
条例は今後3年間有効。これに対して地元の動物保護団体は、差し止めを求めて法的措置に踏み切る構えを見せている。
スズメ目ヒバリ科に分類される「カンムリヒバリ」は欧州からアジアにかけて生息。草むらに巣を作り、メスによる抱卵期間は12日前後とされている。