神奈川県警の複数の警官が仮想通貨勧誘疑いで書類送検へ 同期採用の同僚らに出資を呼びかけ
暗号資産(仮想通貨)事業に出資するよう同僚らを勧誘したとして、神奈川県警が金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで、県警の複数の警察官を近く書類送検する方針を固めたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。
一部の同僚が出資に応じたとみられ、県警は実態解明を進めている。
捜査関係者によると、20代の複数の警察官が同期採用の同僚らに、仮想通貨事業「マイニングエクスプレス」への出資を呼びかけていた疑いが持たれている。
県警は今年、金商法違反容疑で警察官の自宅などを家宅捜索。スマートフォンなどを押収した。警察官の一人は県警の調べに「『俺はもうかった』などと言って勧誘した」と話しているという。
「マイニング」は、取引記録が正しいかどうか確かめる作業を有志の利用者が手伝い、仮想通貨の報酬を得る仕組み。関連事業を巡るトラブルも指摘されている。
一部の同僚が出資に応じたとみられ、県警は実態解明を進めている。
捜査関係者によると、20代の複数の警察官が同期採用の同僚らに、仮想通貨事業「マイニングエクスプレス」への出資を呼びかけていた疑いが持たれている。
県警は今年、金商法違反容疑で警察官の自宅などを家宅捜索。スマートフォンなどを押収した。警察官の一人は県警の調べに「『俺はもうかった』などと言って勧誘した」と話しているという。
「マイニング」は、取引記録が正しいかどうか確かめる作業を有志の利用者が手伝い、仮想通貨の報酬を得る仕組み。関連事業を巡るトラブルも指摘されている。