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長崎市で15日に行われた「精霊流し」で、走行する路面電車の前に3人組が爆竹を鳴らしながら飛び出し、その危険な行為をカメラが捉えていました。その様子を見ていた人からは「ひかれる寸前…あぶない！」といった声があがりました。

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長崎県の伝統行事「精霊流し」は、毎年8月15日に行われています。街中には爆竹と鐘の音が鳴り響いていました。初盆を迎えた家が亡くなった方の御霊を船に乗せ、送り出していきます。


しかし、今年は故人を弔う伝統行事にあるまじき“危険行為”がありました。15日午後9時前、走行する路面電車の前に、爆竹を鳴らしながら走る3人組が飛び出したのです。

路面電車が急停止したため、衝突は免れましたが、あわや大事故となりかねない危険行為でした。

この様子を見ていた人からは「ひかれる寸前…あぶない！」といった声があがりました。

3人組の1人は火のついた大量の爆竹が入った箱を頭の上に持ち、周囲にまき散らすように走っていました。

精霊流しの最中は路面電車と船が安全に通れるよう交通整理が行われていましたが、3人組は交通整理を気にする様子もないまま、電車の前へと飛び出していました。

撮影者は「精霊流しは爆竹などで故人を盛大に送る行事ではあるものの、電車の前に走り出るのは危ない」と話しています。