市原隼人さん、坂東武者は「性に合っている」…鎌倉殿では人間臭さ出そうと「胸元開けた」
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、常陸国守護の八田知家を演じる俳優市原隼人さんが2日、茨城県つくば市のつくば国際会議場でトークショーに出演し、撮影現場のエピソードなどで来場者約1200人を沸かせた。
史実では、八田知家は鎌倉幕府の御家人で、重臣13人の1人。つくば市にある小田城を拠点としていた小田氏の祖とされる。
市原さんは役作りについて、「『人間臭さ』を出そうと、髪の毛を少し乱したり、衣装の胸元を開けたりした」と語り、「坂東武者は、演じてみて性に合っている」と笑顔で語った。
また、トークショーの前には小田城跡を訪れてきたといい、「茨城は自然豊かで産物も豊富で魅力いっぱい」と印象を語った。
来場したつくば市の美容師の女性(47)は「真面目で熱い思いを持つ役者さんだと感じた。小田氏にも興味を持ちました」と話していた。