福山東警察署 盗難車窃盗事件で容疑者逮捕 証拠隠滅目的か
福山東警察署に窃盗事件の証拠品として保管されていた軽自動車が盗まれた事件で、29歳の自称、配管工が逮捕されました。
警察の調べに対し、容疑者はもともとの車の窃盗事件も自分が起こし、証拠隠滅を図るために再び盗んだ趣旨の供述をしているということです。
逮捕されたのは福山市曙町の自称、配管工、大木賢壱容疑者(29)で、警察によりますと、24日夜、福山東警察署の駐車場に侵入し、軽自動車1台を盗んだ疑いが持たれています。
車は警察が窃盗事件の証拠品として保管していましたが、25日朝、盗まれていたことがわかり、26日未明に福山市内の建物の敷地に止められていたのが見つかっていました。
警察は警察署にある2つの門のうち、鍵をかけていなかった西側の門から車が持ち去られたとみて、周辺の防犯カメラの映像などを捜査した結果、26日夕方、逮捕したということです。
警察の調べに対し、「盗んだことに間違いありません」と供述し、容疑を認めているということです。
また、容疑者はもともとの車の窃盗事件も自分が起こし、証拠隠滅を図るために再び盗んだ趣旨の供述をしているということです。
福山東警察署の善岡誠司副署長は「綿密な原因究明を行い、再発防止に努める」とコメントしています。