軽乗用車が横転、3人死亡1人重体 10〜20代の4人乗車 千葉・富津の国道465号
29日午前0時25分ごろ、富津市小久保の国道465号の交差点で、軽乗用車が横転する事故が発生した。
富津署などによると、車には10代後半から20代前半とみられる男女4人が乗っており、男性2人と女性1人の死亡が確認された。
残りの女性1人も病院に搬送され意識不明の重体。同署は単独事故とみて詳しい状況を調べるとともに、4人の身元を確認している。
現場は緩やかな左カーブの片側1車線の国道と市道が交わる丁字路交差点。ブレーキ痕はなく、交差点近くのガードレールにぶつかったような痕跡があった。
軽乗用車は交差点の南側から国道を走行してきた。同署は車がカーブを曲がりきれずに交差点の信号柱に衝突して横転した後、ガードレールに突っ込んだとみて調べている。車は県内ナンバーで、運転席側を下にして横転し、屋根部分が大破していた。
駆けつけた救急隊員が車外で2人、車内で2人を見つけた。重体の女性は車外にいて、男性1人は現場で死亡が確認された。4人とも全身を打撲していた。
近くに住む女性が「交差点内で軽乗用車が横転している」と110番通報した。